大雨だけじゃない! 台風シーズンに潜む危険

台風や大雨というと、「強い雨」や「強風」を思い浮かべがちですが、実際にはさまざまな危険が重なって発生します。特に注意したいのが、「水の事故」「熱中症」「飛来物による事故」の3つです。それぞれの危険を知り、事前に備えておくことが、自分や家族の命を守ることにつながります。
① 水の事故
線状降水帯などによる大雨では、短時間で道路が冠水したり、川や用水路が急激に増水したりします。見た目では水深や流れの強さが分かりにくく、「少しくらいなら大丈夫」と近づいたことで重大な事故につながるケースもあります。
備えのポイント
冠水した道路や増水した川、用水路には決して近づかないようにしましょう。「少し様子を見に行くだけ」という行動でも、急な増水や足元をすくわれる危険があります。危険な場所には近づかないことが、自分の命を守ることにつながります。
② 熱中症
台風が過ぎた後は気温と湿度が高くなりやすく、片付けや復旧作業中に熱中症になる危険があります。また、停電によってエアコンが使えない場合は、室内でも熱中症を起こすことがあります。
備えのポイント
のどが渇く前にこまめな水分・塩分補給を行い、無理をせず休憩を取りながら作業しましょう。作業はできるだけ気温の低い時間帯に行い、停電に備えて飲み物や冷却グッズを準備しておくことも有効です。
③ 飛来物による事故
台風の強風では、植木鉢や物干し竿、自転車、ごみ箱などが飛ばされ、人や建物に被害を及ぼすことがあります。飛来物によって窓ガラスが割れ、室内にいてもけがをするおそれがあります。
備えのポイント
台風が接近する前に、屋外にある飛ばされやすい物は屋内へ移動させるか、しっかり固定しましょう。また、雨戸やシャッターを閉め、カーテンを閉めてガラスの飛散に備えることも大切です。風が強い時間帯は不要不急の外出を控えましょう。

まとめ
台風がくる時は、一つの危険だけではなく、複数の危険が同時に発生します。「水」「暑さ」「風」の3つの視点で備えを見直し、台風シーズンを安全に過ごしましょう。

